Bridge to the Better

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金澤、Ken Okuyama、ウグイス

こんにちは。

GWは岐阜の実家に帰っていたのですが、5月5日から6日にかけては、北陸に行っていました。
もともとのきっかけは、小4の娘が『ヒスイを拾いにいきたい』と熱望したため、糸魚川のヒスイ海岸に行くことが目的でした。
せっかく北陸に行くのであれば、金澤にも寄ろう、ということでJRの「しらさぎ1号」で金澤に移動し、一泊しました。
兼六園や近江町市場に行き、一日限りの金澤を堪能しました。

金澤は、来春の新幹線開通に向けて町がすごーく盛り上がっているな、と感じました。

前回金澤を訪問したのは、一昨年に当時石川県庁に勤めていた後輩が講演に呼んでくれたので、その際に訪問して以来ですが、
当時はまだ、新幹線は「だいぶ先」のイベントと言う感じでしたが、今はもう、「すぐそこ」のイベントです。
こういうイベントは、やはり人の気持ちを高揚させるのだな、ということを感じるくらい、盛り上がっていました。

町をまわって、印象に残ったことは、何気に、タクシーの運転手さんの親切さです。一泊で結局5回ほどタクシーで移動したのですが、
乗るタクシーすべて、運転手さんが気さくでいろいろ教えてくれました。
まさに観光都市ですね。タクシーの運転手さんはやはり観光の基本だと改めて思いました。全員が、「また来てな」「新幹線通ったら、しょっちゅう戻ってきてな」
と言って送ってくれます。

あとは、名古屋の文化と、京都の文化と、おそらくそれらが融合した加賀オリジナルの文化があり、日本人であり、中京人である僕には
非常に居心地よく感じました。
具体的には、まず、地名やビジネスなどに名古屋の文化が反映していました。尾張町という地名などはその最たるものですし
中日新聞名鉄系の流通や運輸会社の名前が多くありました。件のタクシーの運転手さんに言わせると「そりゃ、前田の殿様は名古屋出身やから」
と言うことでした。
言葉は関西弁と名古屋弁が混じってるな、と感じました。
一方で味覚は薄味で、上方系なんじゃないかと思います。
あとはお茶や和菓子、金箔や塗り物、焼き物、友禅などは独自発展してきたものなのではないかと思います。

あいにくの雨天で寒かったこともあり、早めに犀川沿いの宿に入って、ゆっくりしながら、これまたおいしい夕食をいただいて
休みました。
宿はこちらで、女将のご主人は新日のレスラーだそうです。(これもタクシー運転手さん情報)


翌日は朝から特急はくたか糸魚川入り。
海岸沿いでヒスイ拾いをしました。ヒスイ拾いをしていると、すべての丸石がヒスイに見えてくるから不思議です。

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合間に、これまたタクシー運転手さん情報の、地元の海鮮系のお店(伝兵)で食事をとりました。
地元情報は、タクシーの運転手さんに限りますね。ワイルドでおいしかったです。

大量の戦利品たる石たちと一緒に徒歩で駅に向かう間、ふらりと立ち寄った「けんか祭り」で有名な天津神社でウグイスがきれいに鳴いているのに遭遇しました。
ここでも春らしさを堪能し、いい気分で家路に着きました。

岐路は陸路ルートは満席で予約できませんでしたので、富山まで戻って空路で羽田に。
機体整備でだいぶ遅れましたが、楽しいGWの旅行でした。

なによりも、家族4人で四六時中一緒に居られたのが、最高の幸せでした。