Bridge to the Better

良質な人やもの、情報の橋渡しの場の提供を通じて 「“はたらく人”が抑制から解放され、お互いリスペクトしあえる前向きな社会を実現する」コミュニティ”Bridge to the Better”の発信ページ

Bridges to the Betterキックオフイベント   ノウエンモノガタリ  山坂千晴

Bridges to the Betterのキックオフイベントに参加させていただきました!

そのイベントレポートを、「学生の視点で」書いていきます!

 

表参道駅から徒歩1分。指定された時間に会場に行くと、そこにはたくさんの植物が!置いてある家具も、照明も、「インスタ映え」するものばかり!

あふれ出るベンチャー企業のオフィス感、、、ここはBiz●eachさんのオフィスですか?それともNews●icksさんかな?

f:id:eitarokono:20190416235848p:plain

戸惑う僕に、主催者の河野英太郎さんが説明してくれました。

「ここはAoyama Flower Marketが手がけるイベントスペースなんだ」

最近駅でよく見かけるお花屋さん、Aoyama Flower Market。どうりで植物が生えているわけですね。心なしか空気もキレイに感じます。

 

続々と参加者が集まりはじめ、会場は活気で溢れてきました!

f:id:eitarokono:20190416235807p:plain

参加者は、基本的には社会人!さまざまな企業・団体から人が集まってきます!

知らない大人に囲まれて、大丈夫か、俺。そう、大学生、なかなか大人に会う機会がありません。いわんや大人と話す機会など、ほとんど皆無に等しいので、大人と話すことに慣れていないのです。

そんなことを考えているうちに、イベントが始まりました。

 

今回のイベントは、Bridges to the Betterのキックオフイベント。

まず、「Bridges to the Betterとはどんな団体なのか?」を、主催者の河野さんから説明していただきます。

Bridges to the Betterの目指す姿は

「はたらく人が抑制から解放され、お互いリスペクトしあえる前向きな社会を実現する」こと。

世の中で現場に前向きながらもさらに成長を求める人や、今の現場で大なり小なりストレスを抱えている人同士が、「越境」をテーマにした情報や、新しい視点、ネットワークの広がりを通じてヒントを見つける、そのためのプラットフォームを作ろう、という取り組みです!

活動のキーワードは「越境」。「越境」ってなんだろう、考えが追いつかないまま、Bridges to the Better発起人の皆さんの「越境」体験についてのプレゼンテーションが始まりました。

f:id:eitarokono:20190416235927p:plain

1人目は、会場となった「hana-kichi」の運営に携わる梅澤伸也さん。

以前、アフリカのサバンナに行った時に感じた「DNAレベルの心のざわめき」が、一番の「越境」体験だそう!セスナ機が、アフリカの大地を疾走する、、そんな情景を思い浮かべるだけで、ワクワクしてきますね!!

2人目は、河野英太郎さん。電通アクセンチュアなど名だたる企業での勤務を経験され、現在はEight Arrows代表を務めていらっしゃいます。著書は累計140万部を突破!!

そんな河野さんの金言は「Nothing is too late to start.(始めるのに遅すぎることはない。)」最初の一歩を踏み出せない時、迷った時、思いかえすべき言葉かもしれません。

3人目は、文化放送のプロデューサー、長島太郎さん。「イノベーションは、小さなことでもいい。」人々が互いに関わりあい、新たな出会いが生まれる。その時点で「越境」「イノベーション」は達成されているのでしょう。

4人目は、八木橋パチ昌也さん。第一印象は、「パチってなんや!」でした。笑 かつてバンドをやられていた際、「パチ」という名で活動されていたのがルーツ。

そんなパチさんの考える「越境」は、「負けを認めること」。「俺にはできなかった、諦めたよ。」と負けを認めることで、「他の人から新たな選択肢を提示してもらえる」そう。強がらないこと、自分に素直でいることが大切ということでしょうか。僕にはかなーーり、響きましたよ。

5人目は、吉崎達郎さん。吉崎さん×クライアント×ゲストの3者でプロジェクトを進める株式会社3(スリー)の代表を務めていらっしゃいます。今の活動の原点は、大学卒業後に渡米し、現地のホームレスと関わったことで、人に対する偏見、心のバリアが崩れ去ったことにあるそう。異質な他者と向き合うことのデメリットばかりが取りざたされる昨今、そこにはデメリット以上のメリットがあるのでは?と感じました。わからないから怖い、関わりたくない、と殻に閉じこもるのではなく、勇気を持って関わってみる。プライスレスな経験ですね!

 

発起人の皆さんのお話の後は、4人程度のグループで、「10年後の自分の名刺を作る」ワークショップ!

10年後、僕は29歳。三十路を前に何をしているのか、全く見当もつきません、、!企業で働いているのか、それともベンチャー企業を立ち上げているのか、そもそも働いていないかもしれない、、、など、色とりどりの未来が頭を駆け巡ります!考えるのはタダですからね!笑

f:id:eitarokono:20190417000007p:plain

各個人で名刺を作成した後は、グループ内で名刺を説明し合います!10年後を具体的に構想している人から、ふわっとしたイメージで語る人、キーワードで説明する人まで。「いろいろな生き方、考えがあるものだなあ」と、人間の多様性を改めて感じます。

最後に、各グループから1人ずつ選出される「応援したい人」を、グループの他のメンバーが説明します!説明する人も、説明される人も、とても楽しそう!!

他人の人生・未来を想像することで、自分という殻から抜け出し、知らず知らずのうちに「越境」しているのかもしれませんね!

 

ワークショップが終わると、みんなお待ちかね、軽食・アルコールの時間です!

ケータリングのサンドウィッチに、ビール類!日本で2箇所しか湧出しない、天然の炭酸水もいただきました…!!

お酒も入って、盛り上がりも最高潮!会話も弾みます!

f:id:eitarokono:20190417000035p:plain

f:id:eitarokono:20190417000047p:plain

最後の最後は記念撮影!

f:id:eitarokono:20190417000103p:plain

このレポートを書いていて、「関わり」という言葉が多く出てきたように感じます。普段は全く違う世界に住んでいる人々が、同じ時間に、同じ場所に集う。そして、話し合い、他人の意見に触れる。

人の考えは本当に十人十色!会って話すだけでも、いろいろな示唆を得ることができます!そう、「人と人が関わりあう」それだけで、すでに「越境」しているのです。

かく言う僕も、今回のイベントを通して「越境」することができた、と感じています。「越境」という言葉を手に入れたことで、自分の今までのライフストーリーが、整理されたように感じます。自分はいつ、どこで「越境」し、今ここにいるのだろうか。自分が今ここにいる意味が、少しはっきりとした輪郭を持って、目の前に立ち上がってきました。

f:id:eitarokono:20190417000157p:plain

イベントが終わった後も、話が尽きることはありません…!僕以外にも、「越境」した人はたくさんいたんじゃないかな?

とても有意義で、何よりも「楽しい」イベントでした!次回もぜひ、参加したいと思います!

 

次回は、令和元年(!!)5/31(金)に、デンマーク大使館後援イベントを開催する予定です!

刺激を求める社会人だけでなく、学生も注目すべし・・・!